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ハッピーターンの名前の由来・意味 発売日とオイルショックの関係

人気のお菓子「ハッピーターン」の発売は1976年(昭和51年)。長年愛されているお菓子「ハッピーターン」の名前の由来と意味には、発売した年にも関連があると言っても良いでしょう。

この記事では、ハッピーターンの名前の由来・意味についてくわしく紹介します。

ハッピーターンの名前の由来と社会的背景

ハッピーターンの名前の由来は、不景気からの回復を願うメッセージが込められています。

この名前は、第一次オイルショックの影響で日本全体が不景気だった時期に生まれました。その時期、多くの人々が経済的な困難に直面していました。そんな中、ハッピーターンの開発者たちは、新商品を通じて人々に希望を与えたいと考えました。

商品名には「幸せ(ハッピー)がお客様に戻って来る(ターン)」という願いが込められました。この名前は、消費者に対する開発者たちの深い思いやりと、不景気で困難な状況からの回復を願う強い意志を表しています。

この名前は、商品自体の美味しさだけでなく、その背後にあるメッセージが消費者に強く響き、大きな支持を得ることができました。そして、ハッピーターンはただのスナック菓子を超え、人々の心に希望を与える存在となりました。

<第一次オイルショックとは?>

第一次オイルショックは、1973年に発生した世界的なエネルギー危機で、それは石油輸出国機構(OPEC)が石油の生産制限と価格の大幅な引き上げを行ったことにより引き起こされました。この結果、石油依存度が高かった先進国、特に日本は深刻な影響を受けました。

日本は高度経済成長期を経て、1970年代初頭には世界第二の経済大国に成長していました。しかし、その成長は大量のエネルギー、特に石油に依存していました。オイルショックにより石油価格が急騰し、エネルギー供給が不安定になると、日本経済は大打撃を受けました。

国民の生活にも大きな影響が出ました。エネルギー価格の上昇は物価全体を押し上げ、インフレーションを引き起こしました。また、企業の業績悪化により失業者が増加し、生活が厳しくなる家庭が増えました。

参考:ハッピーターンの歴史|ハッピーターンスペシャルサイト

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