DMMバーチャルオフィスは、企業の知名度から信頼性が高く、注目されるサービスのひとつ。
しかし、サービスの利用を開始する前に、多くの方が「審査の内容や基準は?」「解約手続きは複雑ではないか?」といった疑問をもっているのではないでしょうか?
そこで本記事では、DMMバーチャルオフィスの実際の口コミや評判を基に、審査プロセスや解約手続きについて詳しく解説していきます。
DMMバーチャルオフィスの口コミ・評判
良い口コミ・評判
DMMバーチャルオフィスは、多くのユーザーから高い評価を受けています。
特に、プライムアドレスを手頃な価格でレンタルできる点や、大手企業であるDMM.comが運営しているための信頼性が挙げられています。
また、手続きの簡単さや、コストパフォーマンスの良さも評価のポイントとなっています。
手続きは簡単。費用も安い。付帯サービスも充実している。類似サービスは多いが、DMMバーチャルオフィスを選んで間違いはないと思う。
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さらに、バーチャル空間で洗練されたオフィススペースを体験できることや、充実した付帯サービスが提供されている点もユーザーからの好評を得ています。
良くない口コミ・評判
一方、DMMバーチャルオフィスには改善の余地があるとの声も一部から上がっています。
例えば、自動更新の失敗により年間使用料が全額返金されなかったというケースや、一部のユーザーからはサービスの価格設定に対する不満も見受けられます。
自動更新に失敗したのですが、年間使用料は全く返してもらえませんでした。 システムの関係上一円たりとも返金できないとの一点張りで、全く融通が効かず、とんでもない会社だと思います。もちろん2度と使いません!!!
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これらの点を考慮すると、サービスの利用に際しては、契約内容や利用規約をしっかりと確認することが重要であると言えるでしょう。
口コミ・評判まとめ
DMMバーチャルオフィスは、その利便性や信頼性から多くのユーザーに支持されているサービスです。
特に、都心部のプライムアドレスを手に入れることができる点や、DMM.comという大手企業が運営している点は、その魅力をさらに高めています。
しかし、一部のユーザーからの不満の声も存在するため、サービスを利用する際には十分な情報収集と確認が必要です。
様々な意見・感想がある中でもDMMバーチャルオフィスは、ビジネスの拠点としての機能やサービスの質において、高い評価を受けていることが伺えます。
DMMバーチャルオフィスの料金プラン
以下がDMMバーチャルオフィスの基本プランとその料金です。
ネットショップ支援 プラン | ビジネスプラン | ライトプラン | |
---|---|---|---|
住所レンタルのみ (月額) | 年間契約:660円 半年契約:ー 単月契約:ー | 年間契約:2,530円〜 半年契約:3,850円〜 単月契約:5,500円〜 | 年間契約:1,650円 半年契約:ー 単月契約:ー |
住所+固定電話セット (月額) | 年間契約:2,860円 半年契約:ー 単月契約:ー | 年間契約:4,730円〜 半年契約:6,050円〜 単月契約:7,700円〜 | 年間契約:3,850円 半年契約:ー 単月契約:ー |
保証金 | 5,000円 | 5,000円 | 5,000円 |
入会金 | 5,500円 | 5,500円 | 5,500円 |
法人登記 | × | ○ | ○ |
郵便物の転送 | △ | ○ | × |
ネットショップ支援プラン
DMMバーチャルオフィスのネットショップ支援プランは、オンラインショップ運営者向けの特化したプランです。
このプランでは、ビジネスの拡大をサポートするための機能やサービスが提供され、オンラインショップの運営をよりスムーズに行うことができます。
住所貸しだけなら月額660円(年間契約のみ)から利用が可能。特商法の表記と発送元伝票に住所を使用しても良いが、法人登記ができない。また、郵便物の転送は一部制限されています。
ビジネスプラン
ビジネスプランは、中小企業やスタートアップ向けの包括的なプランです。
このプランでは、ビジネスの成長をサポートする多様な機能が提供され、企業の拠点としての役割を果たします。
年間契約なら月額2,530円から利用が可能。郵便物の転送や法人登記もできる。
ライトプラン
ライトプランは、個人事業主やフリーランスの方々に最適なプランです。
手頃な価格で基本的なサービスを利用できるため、初めての方や小規模なビジネスには最適です。
月額1,650円(年間契約のみ)で利用可能。郵便物の転送はできないが、法人登記が可能。
固定電話セット
固定電話セットは、ビジネスの信頼性を高めるためのオプションです。
このセットを利用することで、専用の固定電話番号を取得でき、ビジネスのプロフェッショナルさをアピールすることができます。
DMMバーチャルオフィスのオプションサービス
宛名追加
登録名以外で郵便物を受け取りたい人におすすめのオプションサービス。
1件に付き月額1,650円で利用できます。
AI秘書自動応答サービス
DMMバーチャルオフィスが提供する「AI秘書自動応答サービス」は、最新のAI技術を活用して、ビジネスの効率化とサポートを実現する革新的なサービスです。
利用料金は、月額1,650円。
このサービスを利用することで、受信した電話に対してAIが自動で応答し、基本的な問い合わせや情報提供を行うことができます。特に、多忙なビジネスパーソンやスタートアップ企業にとって、電話対応に多くの時間を割くことは難しい場面も多いでしょう。
このAI秘書サービスは、そういった時間的制約を軽減し、より重要な業務に集中することを可能にします。また、24時間365日の対応が可能なため、時間帯を問わず顧客からの問い合わせに迅速に対応することができるのも大きな魅力です。
さらに、このサービスはカスタマイズが可能で、企業や業種に合わせた応答内容を設定することができます。これにより、より具体的かつ適切な情報提供が可能となり、顧客満足度の向上にも寄与します。DMMバーチャルオフィスの「AI秘書自動応答サービス」は、ビジネスの新しい可能性を広げるための強力なツールと言えるでしょう。
転送カスタマイズ
DMMバーチャルオフィスの「転送カスタマイズ」は、ビジネスのニーズに合わせて受信した郵便や荷物の転送方法を柔軟にカスタマイズできるサービスです。
このサービスを利用することで、企業や個人事業主は、自身の業務フローやスケジュールに合わせて、最適な転送設定を行うことができます。
例えば、重要な書類や商品が届いた際、指定した日時や場所に転送することが可能です。
また、一時的な住所変更や出張、移転などの際にも、転送先を簡単に変更することができるため、業務の途切れを防ぐことができます。
さらに、転送の頻度や方法もカスタマイズ可能で、例えば週に一度まとめて転送する設定や、特定の郵便物のみをピックアップする設定など、多様なニーズに応じた転送設定が行えます。
DMMバーチャルオフィスの「転送カスタマイズ」は、ビジネスの効率化とスムーズな運営をサポートするためのサービスとして、多くのユーザーから高い評価を受けています。日々の業務において、郵便や荷物の受取・転送は欠かせない要素であり、その管理をよりシンプルかつ効率的に行うことができるこのサービスは、ビジネスの成功を後押しする強力なツールと言えるでしょう。
らくらくHP作成サービス
DMMバーチャルオフィスが提供する「らくらくHP作成サービス」は、ビジネスのオンラインプレゼンスを強化するための簡単かつ効果的なツールです。
利用料金は、年間契約の場合は月額1,980円。
このサービスを利用することで、専門的な知識や技術を持たない方でも、プロフェッショナルな品質のホームページを手軽に作成することができます。
特に、スタートアップ企業や中小企業、個人事業主など、初めてホームページを作成する方々にとっては、コストや時間の面での負担を大幅に軽減することができるのが魅力です。テンプレートを選択し、必要な情報を入力するだけで、オリジナルのホームページが短時間で完成します。
また、DMMバーチャルオフィスの「らくらくHP作成サービス」は、SEO対策やレスポンシブデザインにも対応しており、スマートフォンやタブレットからのアクセスにも最適化されています。これにより、多様なデバイスからのアクセスをスムーズに受け入れることができ、より多くの顧客との接点を持つことが可能となります。
総じて、このサービスは、ビジネスのオンライン展開を迅速かつ効果的にサポートするための強力なツールとして、多くのユーザーから高い評価を受けています。オンラインでのビジネス展開を検討している方は、ぜひこのサービスを活用してみてください。
DMMバーチャルオフィスの住所と特徴
銀座 | 渋谷 | 横浜 | 大阪梅田 | 福岡天神 | 名古屋 | |
---|---|---|---|---|---|---|
ネットショップ支援プラン (660円 / 月) | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ビジネスプラン (2,530円〜 / 月) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ライトプラン ((1,650円〜 / 月) | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
郵便物の来店受け取り | ○ | × | ○ | × | × | ○ |
貸し会議室 | × | × | ○ | × | × | ○ |
DMMバーチャルオフィスでは、6つ(銀座、渋谷、横浜、大阪梅田、福岡天神、名古屋)の拠点の住所をレンタルできます。
各店舗の住所は以下のとおりです。(住所詳細は一般非公開)
- 銀座:東京都中央区銀座1丁目
- 渋谷:東京都渋谷区渋谷2丁目
- 横浜:神奈川県横浜市神奈川区金港町5丁目
- 大阪梅田:大阪府大阪市北区梅田1丁目
- 福岡天神:福岡県福岡市中央区天神4丁目
- 名古屋:愛知県名古屋市中村区名駅3丁目
ただし、各店舗によって利用できるプランや、郵便物の来店受け取り、貸し会議室の予約が異なります。
例えば、銀座の店舗ではネットショップ支援プランを利用できませんが、同じ東京の店舗である渋谷では利用できます。
また、銀座では郵便物の来店受取は可能ですが、渋谷では来店での受け取ることはできません。
このように、各店舗によって特徴が異なるので、登録時には注意が必要です。
DMMバーチャルオフィスの審査
DMMバーチャルオフィスの利用には一定の審査が必要となります。
審査には、履歴事項証明書や身分証明書など、いくつかの書類が要求され、その他にも利用目的や用途についての確認、事業計画書または業務経歴書の提出が求められます。
審査は通常1〜7営業日で結果が通知され、その後初回支払いを行うことでサービスが開始されます。
審査においては、提出書類の正確性が非常に重要となります。
内容に詐称や不正確な情報があると、審査に通らない可能性が高まります。また、反社会的な事業やクレームの多い事業、審査担当者とのコミュニケーションが不適切な場合も、審査に落ちる要因となり得ます。
審査のプロセスをスムーズに進めるためには、事前の準備と正確な情報提供が不可欠です。
DMMバーチャルオフィスの解約方法
DMMバーチャルオフィスの解約プロセスは、利用者の利便性を考慮し、オンライン上で完結します。
解約申請は、会員画面から手続きを進め、必要な情報をメールフォームにて提出します。個人利用者と法人利用者で、提出する書類に違いがありますが、共通して保証金返金用の口座情報と、サービスの住所を使用していた媒体(ホームページなど)での住所変更・削除が完了していることを確認できる画像が必要となります。
解約申請後の流れは、フォーム提出から内容確認、解約申請手続き完了のメール送付、解約日の確定、最終請求日、そして保証金の返金と続きます。特に注目すべきは、解約希望月の中旬までを目安に申請を行うことが推奨されている点です。運営の確認には約7営業日を要するため、スムーズな手続きのためにも余裕を持ったスケジュールで進めることが大切です。
また、年間・半年契約者は、契約満了日が近い場合、単月契約への切り替えを検討することが推奨されています。解約日以降に契約期間が残っていた場合、利用料の返金は行われないため、計画的な解約手続きを心がけましょう。固定電話セットプランを利用している場合、解約日の翌日から電話転送が停止する点も把握しておくと良いでしょう。
解約手続きは、利用者の責任において正確に行われる必要があります。適切な手続きを通じて、スムーズな解約を実現しましょう。
解約方法の詳細については、利用規約の第14条(利用契約の解約)、または、その他 – よくある質問を参考にしてください。
まとめ
DMMバーチャルオフィスは、その手軽さと機能性から多くの利用者に支持されていますが、審査や解約に関する正確な情報が知りたいという声も多く存在します。
この記事を通して、基本のプランやその料金。審査のポイントや解約時の注意点について詳しくお伝えしました。サービスを利用する前に把握しておくべきポイントを理解するきっかけになると嬉しいです。