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24時間テレビのギャラはいくら?出演者・マラソンの金額とノーギャラ説を徹底検証

24時間テレビのギャラはいくら?出演者・マラソンの金額とノーギャラ説を徹底検証 エンタメ

「24時間テレビに出演する芸能人のギャラはいくら?」

「チャリティーマラソンを走ると1000万円もらえるって本当?」

毎年『24時間テレビ』が放送される時期になると、こうした疑問がSNSや検索で話題になります。

チャリティー番組という性格上、「出演者もノーギャラなのでは?」と思う人がいる一方、「人気芸能人を長時間拘束するのだから出演料は当然あるはず」と考える人もいるでしょう。

先に結論を言うと、24時間テレビの出演者ごとの正式なギャラは公表されていません。

ただし、日本テレビは過去に出演者の報酬について公式に回答しており、「基本的にボランティア」で依頼する一方、拘束時間が長い出演者などには通常の出演料より低い「謝礼」を支払う場合があると説明しています。

その一方で、2013年には『FLASH』がチャリティーマラソンランナー1000万円、総合司会500万円などの金額を報道しました。

さらに近年では、2024年にランナーを務めたやす子さんが「一銭もいただいてない」と1000万円説を明確に否定し、2022年に走ったEXITの兼近大樹さんも「もらってない」と証言しています。

つまり、現在確認できる情報から整理すると次のようになります。

  • 24時間テレビの出演者別の正式なギャラ一覧は公表されていない
  • 日本テレビは過去に「基本的にボランティア」と公式回答している
  • 長時間拘束などの場合には通常より低い謝礼を支払うことがある
  • 過去にはマラソン1000万円などの高額ギャラが週刊誌で報じられた
  • 近年はやす子さんや兼近大樹さんがマラソンのギャラを受け取っていないと本人が明言している

このため、「24時間テレビのマラソンランナーは必ず1000万円」「出演者は全員ノーギャラ」のどちらも、現在確認できる情報とは一致しません。

では、実際にはどこまで分かっているのでしょうか。

日本テレビの公式回答、芸能人本人の証言、週刊誌などが報じた推定額を分けながら詳しく見ていきます。

24時間テレビのギャラはいくらなのか公式情報から確認

24時間テレビのギャラについて調べると、数百万円から数千万円まで非常に多くの金額が出てきます。

しかし、このテーマで最も重要なのは「具体的な数字が書いてあるか」ではなく、その数字を誰が公表したのかです。

日本テレビ自身が発表した情報と、週刊誌が関係者への取材から報じた金額では、情報の確度がまったく異なります。

まずは最も信頼度が高い日本テレビ側の説明から確認していきましょう。

日本テレビは「基本的にボランティア」と過去に公式回答している

24時間テレビの出演料について、日本テレビ側がまったく説明していないわけではありません。

BPO(放送倫理・番組向上機構)のサイトには、2000年に視聴者から寄せられた質問に対する日本テレビの回答が掲載されています。

日本テレビは、24時間テレビに出演するタレントについて「基本的にボランティアでお願いしております」と説明しています。

ただし、すべての出演者が完全な無報酬という意味ではありません。

拘束時間が長い出演者などについては、場合によって「謝礼」という形で一定額を支払うことがあるとしています。

さらに、その金額についても「通常の拘束時間に対して払うものの何割かにあたる程度」と説明し、通常より高額なギャラが支払われているという指摘については「事実無根」と回答しています。

これは、ネット上で広がる「24時間テレビなら通常番組より高額な出演料がもらえる」というイメージとはかなり異なる説明です。

一方で、この回答が出されたのは2000年です。

2026年現在から見ると26年前の回答であるため、「現在もすべて同じ運用が続いている」と断定することもできません。

重要なのは、日本テレビが少なくとも公式には、

「全員が完全なノーギャラ」でも「全員に高額ギャラ」でもなく、基本はボランティアだが一定の場合には謝礼が発生する

という考え方を示していたことです。

2026年の出演者についても正式な金額は公表されていない

2026年8月29日・30日に放送されている『24時間テレビ49』では、内村光良さん、羽鳥慎一さん、水卜麻美アナウンサーが総合司会を担当しています。

チャリティーパートナーにはSixTONES、山崎育三郎さん、芳根京子さんが名を連ね、チャリティーランナーは星野真里さんです。

日本テレビの公式ページでも、星野真里さんが2026年のチャリティーランナーであることが発表されています。

しかし、公式の出演者情報には個々の出演料は掲載されていません。

そのため、「星野真里さんはいくら」「SixTONESはいくら」「内村光良さんはいくら」といった具体的な金額を公式情報から確認することはできません。

2026年8月30日時点で最も正確な答えは、現在の出演者ごとのギャラは非公表となります。

2026年にも出演料をめぐる業界関係者の証言が報じられている

一方、出演料そのものが存在する可能性を示す最新報道もあります。

2026年8月29日の日刊ゲンダイDIGITALでは、テレビ情報誌編集デスクの話として、24時間テレビの出演交渉について「相場通りのギャラか、やや低い金額」で依頼し、出演者側が辞退することもあるという趣旨の見解が紹介されました。

この説明は、日本テレビが2000年に示した「場合によって謝礼を支払い、辞退するタレントもいる」という回答とも一定の共通点があります。

ただし、日刊ゲンダイの記事は日本テレビによる公式発表ではなく、テレビ情報誌編集デスクによる業界事情の説明です。

したがって、

「2026年の出演者全員に相場通りのギャラが支払われている」

と断定できるものではありません。

24時間テレビのギャラを調べる際には、情報を次のように分けて考えると分かりやすくなります。

情報内容信頼度の考え方
日本テレビの公式回答基本はボランティア、場合によって謝礼一次情報。ただし2000年の回答
出演者本人の証言自分が受け取ったかどうか当人については非常に重要
週刊誌などの取材数百万円~数千万円という推定公式発表ではない
SNSの一覧画像歴代出演者の金額など出典不明なら慎重に扱う必要あり

数字の大きさより、「どの種類の情報なのか」を見ることが重要です。

24時間テレビのマラソンランナーのギャラは1000万円?

24時間テレビのギャラで最も有名なのが「チャリティーマラソンを走ると1000万円もらえる」という説です。

検索すると1000万円だけでなく、「2000万円」「3000万円」といった数字まで見つかることがあります。

しかし、歴代ランナーに共通する公式の料金表が公表されたことは確認できません。

1000万円という数字がどこから広がったのかをたどると、現在の実態が見えやすくなります。

1000万円説の大きな出どころは2013年の週刊誌報道

「マラソンランナー1000万円」という説が広く知られるきっかけの一つとなったのが、2013年の『FLASH』による報道です。

2014年の東洋経済オンラインは、その前年に『FLASH』が報じた内容として、チャリティーマラソンランナー1000万円、総合司会500万円という金額を紹介しています。

2013年当時の別報道では、メインパーソナリティーだった嵐が合計5000万円、マラソンランナーの森三中・大島美幸さんが1000万円、上戸彩さんと羽鳥慎一さんがそれぞれ500万円と報じられたことも紹介されています。

整理すると、当時報じられた代表的な金額は次の通りです。

出演内容過去に報じられた金額注意点
メインパーソナリティーグループ合計5000万円との報道例2013年の週刊誌報道
マラソンランナー1000万円との報道例2013年の週刊誌報道
総合司会500万円との報道例2013年の週刊誌報道
チャリティーパーソナリティー500万円との報道例2013年の週刊誌報道

ここで注意したいのは、これらが日本テレビが公表した料金表ではないことです。

週刊誌が関係者への取材をもとに報じた金額であり、契約書や日本テレビの公式発表によって確定した数字ではありません。

しかも2013年の情報です。

10年以上経過した現在も同じ条件が使われていると考える根拠はありません。

「歴代マラソンランナーは全員1000万円」とは言えない

ネット上では、2013年の「1000万円」という数字がいつの間にか一般化され、

「24時間テレビのマラソンランナー=1000万円」

と語られることがあります。

しかし、出演者の芸能活動における通常の出演料は同じではありません。

ランナーによって知名度、所属事務所、拘束期間、トレーニング期間、番組内での出演時間も変わります。

仮に報酬が存在するとしても、全員が一律1000万円になると考える理由はありません。

さらに、近年はランナー本人から「受け取っていない」という具体的な証言も出ています。

そのため現在では、1000万円という金額は「歴代ランナー共通の出演料」ではなく、過去に一部メディアで報じられた金額として扱うのが正確です。

やす子の24時間テレビのギャラはいくらだった?

近年のギャラ問題で最も重要な本人証言が、2024年のチャリティーマラソンランナーだったやす子さんです。

やす子さんは81キロを走り、児童養護施設への支援を目的とする募金マラソンに挑戦しました。

放送終了後、SNSでは「やす子のギャラは1000万円」とする情報が拡散しましたが、本人がはっきり否定しています。

これは、現在の24時間テレビのギャラを考えるうえで非常に重要な事例です。

やす子本人は「一銭もいただいてない」と1000万円説を否定

2024年9月2日、やす子さんは自身のXで、チャリティーマラソンのギャラが1000万円だという情報について「デマ」だと否定しました。

本人によれば、マラソン出演について「一銭もいただいてない」とのことです。

さらに、ノーギャラについては自身からの申し出だったことも明らかにしています。

そのため、

「2024年のやす子さんはマラソンを走って1000万円を受け取った」

という説明は、本人の証言とは明確に食い違います。

少なくとも本人が認識しているマラソン出演料については0円だったと考えるべきでしょう。

「事務所には制作協力費が支払われる」という別の報道もある

やす子さんの発言後、さらに複雑な情報が出てきました。

女性自身は日テレ関係者への取材として、24時間テレビでは通常の「出演料」ではなく「制作協力費」のような名目で所属事務所に費用が支払われる場合があり、メイン出演者について500万円から1000万円程度になることがある、という証言を報じています。

これだけを見ると、

「本人は0円と言っているけれど、事務所には1000万円近く支払われているのでは?」

と思うかもしれません。

しかし、この情報も慎重に扱う必要があります。

報じられているのは匿名の「日テレ関係者」の証言であり、日本テレビや所属事務所が公式に認めた金額ではありません。

さらに記事中でも、やす子さんが本当に辞退している可能性について触れられています。

したがって、やす子さんについて確実に言えることは、本人がマラソンのギャラ1000万円説を否定し、自分は一銭も受け取っていないと説明しているというところまでです。

「事務所に500万円~1000万円が支払われた」と確定情報のように断定することはできません。

本人への出演料と所属事務所への支払いは分けて考える

この問題が分かりにくくなる理由の一つが、芸能人本人の収入と所属事務所への支払いが混同されやすいことです。

テレビ出演では、テレビ局とタレント本人が直接契約するとは限りません。

所属事務所を通じて仕事を受ける場合、テレビ局や制作会社から事務所へ支払われた金額と、タレント本人が最終的に受け取る金額は別になります。

そのため、次の3つは区別して考える必要があります。

  • テレビ局や制作会社から支払われる出演関連費
  • 所属事務所が受け取る金額
  • 芸能人本人が最終的に受け取る報酬

契約内容が公開されていない以上、外部からこの3つを正確に把握することはできません。

「番組が1000万円払った」という報道が仮にあったとしても、それだけで本人の手取りが1000万円だったとは言えないのです。

EXIT兼近大樹も24時間テレビのマラソンは「もらってない」と証言

やす子さんだけなら「本人が特別に辞退したケース」と考えることもできます。

しかし、2022年にチャリティーマラソンを走ったEXITの兼近大樹さんも、自身についてギャラを受け取っていないと話しています。

複数の近年ランナーから同じ方向の証言が出ていることは、「ランナーは一律1000万円」という説を検証するうえで無視できません。

ただし、兼近さん自身も「歴代ではもらっていた人もいるかもしれない」と話しており、過去の全ランナーまでノーギャラだったと証明するものではありません。

兼近大樹は自身のマラソン出演について「もらってない」と発言

2024年9月、兼近大樹さんはYouTubeへの出演で24時間テレビのマラソンについて言及しています。

兼近さんは2022年にチャリティーマラソンを走っていますが、「僕、走りましたけど、もらってない」と説明しました。

さらに、自身がランナーになる際にもネット上で「数千万円もらえる」といった情報を見たものの、実際には違ったという趣旨の話もしています。

やす子さんと兼近さんという2人の近年ランナー本人が、いずれも高額なマラソン出演料を否定していることになります。

これは、「1000万円説」を現在まで機械的に適用するのが難しい大きな理由です。

近年ランナーがノーギャラでも過去の報道がすべて嘘とは限らない

ここでも極端な判断は避ける必要があります。

やす子さんと兼近さんが受け取っていなかったからといって、

「過去に報道された出演料は全部デマだった」

とまでは言えません。

兼近さん自身も、歴代ランナーについては時代が違う可能性に触れています。

2013年の週刊誌報道と2022年・2024年の本人証言には約10年の時間差があります。

番組の方針、芸能事務所との契約、チャリティーへの社会的な見方が変化した可能性もあります。

したがって、最も無理のない整理は、

過去には1000万円などの高額ギャラが報じられたが、少なくとも近年のランナーには本人がノーギャラを明言したケースが複数ある

というものです。

2026年の星野真里のマラソンギャラはいくら?

2026年の24時間テレビでチャリティーランナーを務めるのは、俳優の星野真里さんです。

日本テレビは公式サイトで星野さんのランナー就任を発表しており、娘さんが先天性ミオパチーという難病を抱えていること、自身が走ることで子どもたちが自分の居場所を選べる社会について考えるきっかけにしたいという思いも紹介しています。

2026年は星野さんの思いを受け、「できた!を増やす子ども募金」も開設されています。

それでは星野さん自身のギャラはいくらなのでしょうか。

星野真里の正式なギャラ金額は分からない

2026年8月30日時点で、星野真里さんのチャリティーマラソン出演料について日本テレビが具体的な金額を公表した事実は確認できません。

公式のランナーページでは、企画の目的や募金の使途、星野さんのコメントなどは詳しく紹介されていますが、出演料に関する記載はありません。

したがって、

「星野真里さんは1000万円もらっている」

「星野真里さんは完全なノーギャラ」

のどちらも、現段階で断定する根拠はありません。

過去の報道額を当てはめて金額を決めつけるのではなく、非公表とするのが正確です。

やす子や兼近と同じ条件とは限らない

近年のランナーであるやす子さんや兼近さんがギャラを受け取っていないからといって、星野真里さんも同じとは限りません。

所属事務所や本人の意向、契約条件が異なるためです。

逆に、2013年に報じられた1000万円をそのまま適用する理由もありません。

星野さん本人や所属事務所、日本テレビが出演料について説明しない限り、外部から正確な数字を知ることは難しいでしょう。

24時間テレビの芸能人出演者は全員ノーギャラ?

ここまで読むと、「日本テレビが基本的にボランティアと言っているなら、芸能人はほとんど無料なのでは?」という疑問も出てきます。

しかし、これも単純には言い切れません。

日本テレビ自身が、拘束時間の長い出演者などには謝礼を支払う場合があると説明しているからです。

さらに、芸能メディアでは現在も出演料が発生していることを前提とした関係者証言が報じられています。

出演内容によって条件が違う可能性が高い

24時間テレビには非常に多くの出演者が登場します。

総合司会、チャリティーパートナー、マラソンランナー、スペシャルドラマの俳優、歌手、短時間だけ登場するゲストでは、必要となる拘束時間や準備量が違います。

たとえばスペシャルドラマなら、放送当日の出演だけではありません。

台本読み、衣装合わせ、リハーサル、数日間にわたる撮影など、通常のドラマと同様の制作作業が必要になります。

2026年8月の日刊ゲンダイDIGITALも、ドラマ出演などについては通常のテレビ制作と同じように相応の出演料が発生するとみる業界関係者の見解を紹介しています。

一方、チャリティー企画に賛同した出演者が自ら報酬を辞退する可能性もあります。

つまり「24時間テレビ出演者」という一括りで考えるより、仕事内容や本人の意向によって条件が異なると考えるほうが自然です。

「ギャラがある」と「高額ギャラ」は別問題

ここは非常に重要です。

出演者に何らかの謝礼が支払われることと、「1000万円単位の高額ギャラが全員に支払われている」ことは同じではありません。

日本テレビの公式回答では、謝礼を払う場合についても通常の出演料より低い水準であると説明されています。

一方、週刊誌などでは数百万円から1000万円という金額も報じられてきました。

両者は食い違っているようにも見えます。

しかし、現在の契約書や詳細な支払一覧が公開されていない以上、どちらか一方を根拠に「全員こうだ」と一般化することはできません。

24時間テレビのギャラは募金から支払われている?

出演料の金額と並んで検索されるのが、「芸能人のギャラは視聴者の募金から支払われているのでは?」という疑問です。

チャリティー番組に寄付したお金が出演者の報酬になっているなら、募金する側が気になるのは当然でしょう。

この点については、推測より24時間テレビチャリティー委員会が公開している現在の資料を確認するのが確実です。

公式情報を見る限り、寄付金を芸能人のギャラに充てているとする根拠は確認できません。

公式には寄付金をすべてチャリティー事業費として使うとしている

公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会は、視聴者から預かった寄付金について「全てをチャリティー事業費として使用」と明記しています。

また、チャリティー委員会の運営経費については、日本テレビを含む委員会加盟31社が負担すると説明しています。

2025年の『24時間テレビ48』について公表された寄付金総額は20億1332万6946円でした。

48年間の累計寄付金額は469億3057万4753円に達しています。

実際に公開された寄付金使途を見ると、主に次のような支援へ配分されています。

  • 福祉車両や訪問入浴車、電動車いすなどの福祉支援
  • 難病患者や障害者スポーツへの支援
  • 子ども食堂や児童養護施設などへの子ども支援
  • 能登半島を含む災害復興支援
  • 環境保護活動や目的別募金による各種支援

具体的な支払額も公式サイトで公開されています。

ここに芸能人の出演料という支出項目は確認できません。

したがって、「募金箱に入れた1000円の一部がそのまま芸能人のギャラになる」と説明するのは、現在公表されている公式資料とは整合しません。

チャリティー委員会の運営経費も加盟局が負担

寄付金の扱いを理解するうえでもう一つ重要なのが、チャリティー委員会そのものの運営費です。

2025年分の使途報告には、事務所家賃、税理士報酬、ホームページ運営費、不正防止関連費なども明記されています。

これらの委員会運営経費については、日本テレビを含む加盟31社が負担していることが注記されています。

つまり、公開資料上は、

「寄付金から運営費や芸能人の出演料をどんどん差し引き、残った金額だけを支援に使う」

という仕組みにはなっていません。

キャッシュレス募金には決済手数料がかかる

ただし、「寄付した金額が一円も減らず、そのまま支援先へ渡る」と表現するのも正確ではありません。

キャッシュレス募金については、決済のシステム利用料が寄付金から差し引かれると公式サイトに記載されています。

実際の使途報告にも、キャッシュレス募金決済事業者への手数料が計上されています。

これはクレジットカードなどを使って寄付を受け付けるために必要となる決済費用です。

芸能人のギャラとはまったく別の支出なので混同しないようにしましょう。

24時間テレビの出演料はどこから出ている?

寄付金から支払われていないなら、「芸能人への謝礼や出演料はどこから出るの?」という疑問が残ります。

24時間テレビは公益的な募金活動であると同時に、日本テレビ系列で放送されるテレビ番組でもあります。

放送にはスポンサーがつき、CMも流れるため、テレビ局側の番組制作とチャリティー委員会が扱う寄付金を分けて考える必要があります。

ただし、個々の出演料がどの会計項目からいくら支払われているかについて、日本テレビは詳細な収支一覧を一般公開していません。

過去にはCM収入や制作費についても具体的な数字が報じられた

2013年の『FLASH』を引用した報道では、当時の24時間テレビについて総制作費4億2000万円、CM収入22億2750万円という数字も報じられました。

ただし、これも日本テレビの公式決算として公開された数字ではなく、週刊誌報道に基づく情報です。

さらに10年以上前の数字なので、現在の制作費や広告収入を示すものでもありません。

2026年にも制作費や広告収入に関する推測はメディアで報じられていますが、詳細な公式収支が公開されていない以上、正確な金額を断定するのは難しいでしょう。

ここで確実に分かるのは、24時間テレビチャリティー委員会が管理する寄付金についてはチャリティー事業費に使用すると明記されていることです。

番組制作に使われるお金と、視聴者から寄せられる募金は分けて考える必要があります。

なぜ24時間テレビの高額ギャラ説はなくならない?

公式の金額が公開されていないにもかかわらず、24時間テレビでは毎年のように「○○万円」「○○千万円」という情報が広がります。

理由の一つは、2013年などに実際に具体的な金額を含む週刊誌報道があったことです。

もう一つは、その数字だけが出典や年代を外された状態でSNSやブログに転載され続けていることでしょう。

一度「マラソン1000万円」という分かりやすい数字が定着すると、翌年以降のランナーにも同じ数字が当てはめられやすくなります。

ネットの「歴代ギャラ一覧」は出典を確認したほうがいい

ネット上では、歴代出演者について、

「○○さん2000万円」

「○○さん1000万円」

「司会500万円」

と並べた一覧を見かけることがあります。

しかし、その中には週刊誌報道だけでなく、SNSへ投稿された数字をもとにしたものもあります。

2015年のガジェット通信の記事でも、Twitter上で拡散されていた「出演者のギャラ」として具体的な芸能人名と金額を紹介していますが、記事自体が「ネットに書き込まれている出演者のギャラ」として扱っています。

つまり、一覧表になっているからといって公式資料とは限りません。

むしろ、

「その一覧の大元は何なのか」

まで確認することが重要です。

古い情報が毎年最新情報として再利用されている

24時間テレビは毎年放送されます。

そのため、数年前の記事でも番組放送時期になると再び検索されたり、SNSで引用されたりします。

特に2013年の1000万円説はインパクトが大きく、現在でも使われ続けています。

しかし、近年のランナー本人からは1000万円説を否定する証言が出ています。

現在の検索結果を見るときは、

  • 何年の24時間テレビについての記事なのか
  • 金額は本人が公表したのか
  • 日本テレビが公式に認めた数字なのか
  • 週刊誌関係者の推定なのか
  • SNSから転載された数字ではないか

を確認すると、信頼できる情報と噂をかなり切り分けやすくなります。

24時間テレビのギャラ問題で食い違う3種類の情報

24時間テレビの出演料について「結局どれを信じればいいの?」と感じる最大の理由は、情報源によって内容が違うことです。

このテーマでは、日本テレビ、出演者本人、週刊誌・芸能メディアという3種類の情報を同列に扱わないことが重要です。

それぞれが何を示しているのかを整理すると、矛盾して見える情報も理解しやすくなります。

日本テレビの公式回答

日本テレビがBPOを通じて示した2000年の回答では、

基本的にボランティアで依頼し、拘束時間が長い場合などには通常より低い謝礼を支払うことがある

とされています。

また、謝礼を辞退するタレントもいると説明しています。

これは現時点で確認できる、出演料についての重要な公式説明です。

ただし26年前の回答なので、現在の契約条件すべてを証明するものではありません。

出演者本人の証言

本人の証言として重要なのが、やす子さんと兼近大樹さんです。

やす子さんは2024年のマラソンについて一銭も受け取っていないと説明し、兼近さんも2022年のマラソンについて「もらってない」と話しています。

少なくとも両者本人の受け取ったマラソン出演料については、ネット上の1000万円・数千万円説より本人の証言を優先するのが妥当でしょう。

週刊誌・芸能メディアによる関係者証言

一方、2013年にはランナー1000万円などの高額出演料が報道されました。

2024年にも匿名の日テレ関係者による「制作協力費」についての証言が報じられています。

こうした報道には、一般には公開されない芸能界の契約事情を知る手掛かりになる価値があります。

しかし、匿名証言は日本テレビや所属事務所による公式発表とは違います。

したがって記事やSNSで見る場合も、「○○万円だった」ではなく「○○万円と報じられた」と区別する必要があります。

24時間テレビのギャラがあるのはおかしい?

24時間テレビのギャラが注目される背景には、単純な金額への興味だけではありません。

「チャリティーなのに出演料を払うのはおかしいのでは?」という価値観の問題があります。

この点については正解が一つに決まるものではありませんが、議論するなら「出演料が存在するか」と「寄付金が適切に使われているか」は分けたほうが分かりやすくなります。

報酬が存在するだけで寄付金が不正利用されていることにはなりません。

長時間の仕事なら報酬があって当然という考え方

24時間テレビは、出演者が24時間ずっとテレビに映っているわけではありません。

それでもメイン出演者になると、本番前の打ち合わせ、リハーサル、ロケ、収録など多くの仕事が発生します。

マラソンランナーなら数か月にわたるトレーニングも必要になるでしょう。

俳優がドラマへ出演する場合には、通常のドラマと同じように数日以上の撮影が行われます。

こうした活動を芸能人の「仕事」と捉えれば、一定の報酬が発生すること自体は不自然ではありません。

スタッフ、カメラマン、音声、照明、警備など番組を作る多くの人に人件費が必要なのと同じ考え方です。

チャリティーならノーギャラにすべきという考え方

一方で、視聴者へ募金を呼びかける番組である以上、出演者自身も無償で参加すべきだという考え方もあります。

特に数百万円・数千万円という金額が報じられれば、

「それだけのお金を直接寄付すればいいのでは?」

と感じる人がいるのも自然です。

2026年8月には立川志らくさんも、24時間テレビの出演料について「そろそろ明確にした方がいい」といった趣旨の意見を自身のSNSで示したと報じられています。

つまり、2026年現在もギャラの透明性は番組をめぐる大きな関心事の一つです。

寄付金着服問題と出演者のギャラは同じ問題ではない

24時間テレビのお金について調べていると、2023年に発覚した系列局での寄付金着服問題も目に入ります。

この問題によって24時間テレビのお金に対する不信感が強まったことは確かでしょう。

しかし、寄付金の着服と出演者へのギャラは別の問題です。

「着服事件があったから芸能人のギャラも募金から出ている」と結び付けることはできません。

着服事件後は再発防止策が導入されている

24時間テレビチャリティー委員会は、日本海テレビの元幹部による寄付金着服問題を受け、内部調査と外部弁護士を交えた不正防止対策チームを設置しました。

2024年2月には、新たな寄付金管理ルールを含む再発防止策を公表しています。

さらに2026年3月には、「24時間テレビ48」の寄付金取り扱いについて外部弁護士によるモニタリング活動の結果も公表されました。

過去に問題があった事実は軽視できません。

同時に、その後どのような管理制度が導入されたのかまで確認することで、現在の状況をより正確に判断できます。

24時間テレビのギャラについてよくある疑問

24時間テレビのギャラは正式な一覧が公開されていないため、どうしても噂と事実が混ざりやすいテーマです。

最後に、検索されやすい疑問を現在確認できる情報に沿って整理します。

答えが公開されていないものについては、推測で数字を埋めず「分からない」とすることも重要です。

24時間テレビの出演者はいくらもらえる?

出演者ごとの正式な金額は非公表です。

日本テレビは2000年の公式回答で、基本的にボランティアで依頼し、拘束時間が長い場合などには通常より低い謝礼を支払う場合があると説明しています。

現在の出演者について一律の金額が設定されているかどうかは分かりません。

マラソンランナーのギャラは1000万円?

「1000万円」という数字は、2013年に『FLASH』が報じた出演料情報などから広く知られるようになった数字です。

公式の固定料金ではありません。

2024年のやす子さんと2022年の兼近大樹さんは、どちらも自身のマラソン出演についてギャラを受け取っていないと明言しています。

そのため、現在もランナーが全員1000万円を受け取ると考える根拠はありません。

2026年の星野真里のギャラは?

2026年のチャリティーランナーが星野真里さんであることは日本テレビが公式に発表しています。

一方、具体的な出演料は公表されていません。

したがって2026年8月30日時点では「金額不明」が正確な答えです。

芸能人のギャラは募金から支払われる?

24時間テレビチャリティー委員会は、視聴者から預かった寄付金をすべてチャリティー事業費として使用すると説明しています。

委員会運営経費についても、日本テレビを含む加盟31社が負担するとしています。

公開されている寄付金使途に芸能人の出演料という項目は確認できません。

そのため、「視聴者の募金がそのまま芸能人のギャラになる」とする説明には、現在確認できる公式資料上の根拠がありません。

出演者は全員ノーギャラ?

全員ノーギャラとは言えません。

日本テレビ自身が、拘束時間などによっては謝礼を支払う場合があると回答しています。

一方で、本人の申し出によって辞退する出演者も存在します。

やす子さんのようにノーギャラを明言した例もあるため、出演者によって条件が異なると考えるのが自然です。

歴代ギャラ一覧は信用できる?

出典によります。

2013年の『FLASH』のように週刊誌取材をもとにした金額もあれば、SNSに投稿された数字を転載しただけの一覧もあります。

特に「歴代出演者のギャラ完全一覧」といった形で非常に細かな数字が並んでいる場合は、元の情報源まで確認したほうがよいでしょう。

結局、24時間テレビのギャラはいくらなのか

24時間テレビのギャラについて、2026年現在も出演者ごとの正式な金額は公表されていません。

したがって、「出演者はいくらもらっている?」という疑問に対する最も正確な答えは、人によって異なるとみられるものの、具体的な金額は非公表で分からないとなります。

ただし、何も分かっていないわけではありません。

日本テレビは過去の公式回答で、出演者には「基本的にボランティア」で依頼し、拘束時間が長い場合などには通常の出演料より低い謝礼を支払う場合があると説明しています。

謝礼を辞退する出演者もいるとしています。

一方、2013年には『FLASH』がマラソンランナー1000万円、総合司会500万円などの金額を報道しました。

この「1000万円」という数字が現在でも非常に強く残っています。

しかし、近年の実例を見ると事情は違います。

2024年にランナーを務めたやす子さんは「一銭もいただいてない」と1000万円説を明確に否定しました。

2022年に走ったEXITの兼近大樹さんも、自身について「もらってない」と証言しています。

そのため、

「24時間テレビのマラソンランナーは1000万円もらえる」

という情報を現在の固定ルールとして扱うのは適切ではありません。

2026年のチャリティーランナー・星野真里さんについても、具体的な出演料は公表されていません。

また、ギャラと募金の関係についても分けて考える必要があります。

24時間テレビチャリティー委員会は、視聴者から預かった寄付金をチャリティー事業費として使用し、委員会の運営経費については日本テレビを含む加盟31社が負担すると明記しています。

実際の寄付金使途も公開されており、福祉車両、障害者スポーツ、難病患者、子ども支援、災害復興などへの支払額を確認できます。

公開資料に出演者のギャラという項目はありません。

つまり、現在確認できる情報を最も正確に整理すると、

24時間テレビでは出演者によって謝礼や出演料が発生する可能性はあるものの、正式な金額は非公表。過去に1000万円などの高額ギャラが報じられた一方、近年はマラソンランナー本人がノーギャラを明言した例も複数あり、全員一律のギャラ制度があるとは確認できない

という結論になります。

ネット上で「○○さんは1000万円」「歴代ランナーは全員高額ギャラ」といった情報を見かけたときは、数字だけを見るのではなく、その金額がいつ、誰によって、どのような根拠で明らかにされたものなのかまで確認したいところです。

日本テレビの公式説明なのか、本人の発言なのか、週刊誌による関係者取材なのか。

その違いを分けることが、24時間テレビのギャラが実際はいくらなのかを判断するうえで最も重要です。

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